想像以上の出来栄えに満足 十文字女子大の学生ら、埼玉のブランドイチゴからクラフトビール 「あまりん」の規格外品など使用、甘めの酸味で飲みやすく ラベルもかわいく仕上げ、淡いピンク色で写真映えも
2025/10/16/10:57
十文字学園女子大学(新座市)は地元でクラフトビール醸造を手がけるシステムアドバンス(ブランド名は新座クラフト)と連携してオリジナルビール「ベルーメ~香苺(こうばい)~」を開発した。15日から学内売店で販売を開始している。
産学官連携による地域活性化プロジェクトの一環で昨年に続く第2弾。6月上旬にプロジェクトを立ち上げ、企画検討から仕込み、瓶詰めまでメンバー全員で取り組んだ。ビールの味や香りの選定、ホップかすの有効活用やネーミング、ラベルデザインなどの考案はそれぞれの専攻分野を生かし、手分けして担当した。
フルーツビール「香苺」は甘めの酸味とすっきりとしたのどごしが特徴。県産ブランドイチゴ「あまりん」の規格外品などを有効活用した。ビール初心者でも飲みやすく、写真映えする淡いピンク色でZ世代に好まれる商品を目指したという。
この日の完成披露に立ち会った学生らは「100点満点中120点」と想像以上の出来栄えに満足の様子。人間生活学部3年の木村友嘉さんと社会情報デザイン学部3年の藤井保乃加さんは「イチゴの香りもしっかりと感じられるすっきりとした味わい。ラベルもかわいく仕上げたので見た目でも楽しんでほしい」と呼びかけた。
価格は330ミリリットル入り瓶で750円(税込み)。計732本分製造し、新座クラフトのほか、18、19日の国際女子プロテニス大会「東レ パンパシフィック オープンテニストーナメント2025」の予選会場や25、26日の同学園祭「桐華祭」など各種イベント会場でも数量限定で販売される。










