埼玉新聞

 

食中毒…女性客5人が嘔吐、サラダ・お吸い物を食べ 下痢、腹痛も すし店で“バラちらしずし”も楽しんでいた客グループ異変 店員、客から黄色ブドウ球菌を検出…店を営業停止に

  • 黄色ブドウ球菌(3000倍)の電子顕微鏡写真=さいたま市健康科学研究センター提供

    医療機関黄色ブドウ球菌(3000倍)の電子顕微鏡写真=さいたま市健康科学研究センター提供

  • 黄色ブドウ球菌(2500倍)の電子顕微鏡写真=さいたま市健康科学研究センター提供

    黄色ブドウ球菌(2500倍)の電子顕微鏡写真=さいたま市健康科学研究センター提供

  • 【地図】さいたま市浦和区

    すし店で食中毒=さいたま市浦和区

  • 黄色ブドウ球菌(3000倍)の電子顕微鏡写真=さいたま市健康科学研究センター提供
  • 黄色ブドウ球菌(2500倍)の電子顕微鏡写真=さいたま市健康科学研究センター提供
  • 【地図】さいたま市浦和区

 さいたま市は15日、同市浦和区北浦和のすし店「鮨はくと」で、黄色ブドウ球菌による食中毒が発生したとして、食品衛生法に基づき、同日から3日間の営業停止処分にしたと発表した。

 市生活衛生課によると、今月6日に市民から市保健所に「10月6日に当該飲食店を7人で利用したところ、5人が体調不良になった」と通報があった。調査した結果、6日に同店が調理したバラちらしずし、サラダ、お吸い物を食べた1グループ7人(いずれも70代女性)のうち5人が嘔吐(おうと)、下痢、腹痛を発症。重症者はおらず、全員快方に向かっているという。

 発症者の共通食が同店で提供された調理品に限定されたことや発症者2人、従業員1人の便から黄色ブドウ球菌が検出されたことなどから食中毒と断定した。

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