左右で異なるデザインのラッピング列車 来年3月に25周年迎える埼玉高速鉄道 「Thanks25 Train」沿線に感謝伝える
2025/10/14/12:17
埼玉高速鉄道(SR、本社・さいたま市緑区、平野邦彦社長)は13日、来年3月に迎える25周年を記念してデザインされたラッピング列車「Thanks25 Train」の出発式を浦和美園駅で行った。
ラッピングのデザインは、沿線に感謝を伝えるという25周年のコンセプトの下、南鳩ケ谷駅近くで障害者アートなどを通じて支援を行う「からふる」と連携。からふるに所属する障害者アーティストが作品を描き下ろし、車両の左右で異なるデザインが描かれている。
平野社長は「25周年を迎える来年3月28日を挟んで1年間続くイベントのスタートが、このラッピング列車。沿線の皆さま、利用者の皆さまへの感謝の気持ちを伝えていきたい」と力を込めた。
からふるの萩原禎子代表理事は「メンバーの創作が社会の中で形となり、多くの人々の目に留まることを感慨深く思う。このような機会をもらったことで、障害者アートも人と人、地域と社会をつなぐ役割をなし得ると改めて実感した」と感謝を述べた。










