埼玉新聞

 

「今年はチャンピオンを取りに」 ラグビーリーグワン・埼玉パナソニックワイルドナイツの堀江コーチ 熊谷市防火安全協会の20周年祝賀会で講演

  • 講演する堀江翔太コーチ=7日、熊谷市内

    講演する堀江翔太コーチ=7日、熊谷市内

  • 講演する堀江翔太コーチ=7日、熊谷市内

 熊谷市防火安全協会合併20周年記念式典と祝賀会が7日、同市内で開催され、ラグビーリーグワンの埼玉パナソニックワイルドナイツで今季からFWコーチに就任した堀江翔太さんらが講演した。同協会は2005年10月、旧熊谷市と妻沼町、大里町の合併に伴って、現協会の基礎となる熊谷防火安全協会が発足。危険物を扱う企業など、現在は市内の363事業所が加入し、火災予防の研修や啓発活動に取り組んでいる。

 堀江コーチは選手時代、フッカーとして埼玉パナや日本代表で活躍。23~24年シーズンを最後に現役引退し、埼玉パナのアンバサダーを務めていた。講演は、同じく埼玉パナや日本代表でプレーした経歴を持つ三宅敬さんが進行役を担当。三宅さんの質問に堀江コーチが答えながら、軽妙なトークを展開した。

 ラグビー人生で最もうれしかったことについて、堀江コーチは日本で開かれた19年のワールドカップで日本がアイルランドに勝利した試合を挙げた。同コーチは「世界ランクで1位、2位ぐらいの相手に絶対勝つという思いを出し切れた」と振り返る。

 12月に開幕するリーグワンに備え、既に始動している埼玉パナでは、練習時間の倍以上の長さをかけて準備し、全体トレーニングに臨んでいるという。チームは過去3シーズン、栄冠から遠ざかっている。堀江コーチは「個々が光りつつも、チームワークが高い集団をつくる。今年はチャンピオンを取りにいく」と4季ぶりの優勝を約束した。

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