足場工事のトラストが破産開始決定 負債1億3800万円
2025/10/10/14:31
東京商工リサーチ埼玉支店によると、足場工事のトラスト(白岡市)は9月18日までに、さいたま地裁から破産開始決定を受けたことが分かった。破産管財人に守田芳浩弁護士(つばき法律事務所、さいたま市浦和区)が選任された。負債総額は1億3800万円。
同社は2006年9月設立。くさび式足場や単管足場工事などを主業に塗装工事にも対応し、20年7月期には売上高約4億円を計上。増収基調だったが、コロナ禍の影響で21年7月期は3億5935万円に減収。当期純損失1166万円を計上していた。22年7月期も伸び悩み2期連続の最終赤字となり、債務超過に陥ったことから資金繰りが逼迫(ひっぱく)し、事業継続を断念した。










