さいたま市見沼区加田屋を流れる見沼代用水東べり沿いで、ヒガンバナの花が見頃になり、土手の道を行く人の目を楽しませている。

　同用水を横切る県道214号の締切橋から北へ約800メートル先までは花数が多い。土手の斜面に赤い花の帯が続く。所々、白い花も見られる。見沼田んぼには案山子（かかし）が並んでいる場所もあり、のどかだ。写真を撮っていた同区に住む70代の女性は「今年は見頃が例年より遅くなっている。ここはたくさんの花が見られ見事です」と話していた。

　橋の南側（緑区）の用水沿いにもヒガンバナが見られる。こちらの土手の道は見沼自然公園と隣接している。公園内には芝生広場、池などがある。