埼玉新聞

 

信号設定ミス、停車せず 東急脱線、10年前改修で

  •  記者会見する東急電鉄の福田誠一社長=7日午後、国交省

     記者会見する東急電鉄の福田誠一社長=7日午後、国交省

  •  記者会見する東急電鉄の福田誠一社長=7日午後、国交省

 東急田園都市線梶が谷駅(川崎市)で5日夜に起きた普通列車と回送列車の衝突脱線事故で、東急電鉄は7日、列車の位置を検知する駅の信号システムに設定ミスがあり、普通列車が停車すべき状況なのに、車内計器には青信号が表示されていたと明らかにした。ATC(自動列車制御装置)でも青と認識され、自動ブレーキが作動しなかった。10年前の線路改修時に設定を誤り、そのまま気付かなかった。

もっと読む
ツイート シェア シェア