窓ガラス破壊…男性が4830万円を失う 大学生ら4人を逮捕…男性が外出中、部屋に入った疑い 金庫など420万円相当も奪われトクリュウか その後、21歳らは理由不明の不起訴に
2025/10/06/09:47
昨年12月に志木市内のマンションに侵入し、空き巣をして現金4千万円などを盗んだとして、住居侵入と窃盗の疑いで県警に逮捕された、いずれも東京都江戸川区の21歳の男性2人について、さいたま地検は9月30日付けで、不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。
■防カメで車両浮上、4人を特定(以下、初報記事)
志木市内のマンションに侵入し、空き巣をして現金などを盗んだとして、県警捜査3課と朝霞署は6月13日までに、住居侵入と窃盗の疑いで、自称アルバイトの男(20)、大学生の男(20)、自称会社員の男(20)=犯行当時(19)、無職男(19)の4人を逮捕した。
逮捕容疑は昨年12月27日午後0時45分~同午後1時15分ごろの間、志木市中宗岡4丁目のマンションの一室に侵入し、現金約4830万円、耐火金庫など14点(時価計約420万円相当)を窃取した疑い。県警は共犯事件のため認否を明らかにしていない。
同課によると、被害に遭ったのは3階建てマンション1階の自営業男性(72)方で、被害当時は外出していた。同日午後5時50分ごろ、被害に気付いた男性が「窓ガラスが壊され現金4千万円や金庫が盗まれている」と110番した。
防犯カメラの捜査などから犯行車両が浮上し、4人を特定。男性宅に狙いを絞っていたとみられることや秘匿性の高いアプリを使用してやりとりをしていたことなどから、県警は匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)の犯行とみて余罪を捜査している。










