埼玉新聞

 

再エネ蓄電、亜鉛で水素生産 独企業が一体型機公開

  •  「STOFF2」が公開した亜鉛を利用してエネルギーを蓄え、必要時に水素の形で取り出せる装置の試作機=9月、ベルリン(共同)

     「STOFF2」が公開した亜鉛を利用してエネルギーを蓄え、必要時に水素の形で取り出せる装置の試作機=9月、ベルリン(共同)

  •  「STOFF2」が公開した亜鉛を利用してエネルギーを蓄え、必要時に水素の形で取り出せる装置の試作機=9月、ベルリン(共同)

 【ベルリン共同】二酸化炭素(CO2)を排出せずに製造するグリーン水素の活用を目指すドイツ企業「STOFF2」は2日までに、亜鉛を利用してエネルギーを蓄え、必要時に水素の形で取り出せる装置の試作機を公開した。水素生産とエネルギー貯蔵を一体化した装置は世界でも珍しい。資源豊富で安価な亜鉛を使い、貯蔵部の大容量化も可能で、低コストでの蓄電が期待できる。

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