埼玉新聞

 

水俣病、試験調査10月開始 被害者側は「白紙に戻して」

  •  熊本県水俣市で開かれた環境省と県、水俣病被害者団体による実務者協議=1日午後

     熊本県水俣市で開かれた環境省と県、水俣病被害者団体による実務者協議=1日午後

  •  熊本県水俣市で開かれた環境省と県、水俣病被害者団体による実務者協議=1日午後

 水俣病特別措置法で明記されている被害地域と周辺地域の住民健康調査に向け、環境省は1日、試験的調査を10月上旬から始めると発表した。課題を検証した上で2026年度からの本格実施につなげる。被害者団体側は健康調査の手法が「被害実態の解明にはつながらない」などとして反対しており、試験的調査も対象者の負担が大きいとして白紙撤回を求めた。

もっと読む
ツイート シェア シェア