埼玉新聞

 

川口市民らが選んだ「カレーせいろ」の人気店…グランプリは「そば処山葵」 川口のソウルフード、今年で2回目の総選挙 7月から8月末まで市民ら投票 今年の2位、3位は

  • グランプリに輝いた「そば処山葵」店主の永田誠さん、薫さん夫妻

    グランプリに輝いた「そば処山葵」店主の永田誠さん、薫さん夫妻=22日午後、川口市上青木西の「そば処山葵」

  • 「そば処山葵(わさび)」が提供する川口カレーせいろ

    「そば処山葵(わさび)」が提供する川口カレーせいろ

  • グランプリに輝いた「そば処山葵」店主の永田誠さん、薫さん夫妻
  • 「そば処山葵(わさび)」が提供する川口カレーせいろ

 川口市のソウルフードとされる「カレーせいろ」の人気店を選ぶ「川口カレーせいろ(KCS)総選挙」(川口カレーせいろ研究会主催)の今年の投票結果が22日、発表され、同市上青木西の「そば処山葵(わさび)」が最多得票のグランプリに輝いた。

 今年で2回目の同選挙は市内約50店が参加し、7月から8月末まで市民らによる投票が行われた。

 最も多く支持された山葵の「川口カレーせいろ」(ランチタイム税込み1375円)は、香り高いカレーつけ汁にひき肉、豚バラ肉の濃いうまみが溶け込んだ、食欲をかき立てる一品。素揚げしたナス、ネギ、インゲンなどの野菜が鮮やかな彩りと小気味よい食感を添え、香り高いそばとともに楽しむことができる。

 表彰状を受けた同店主の永田誠さんは「常連のお客さまからも、どんどんおいしくなっているとのお声をいただいている。当店スタッフが全力で取り組んでくれたことが結果につながった。賞を糧に今後も努力したい。カレーせいろを県外、海外のお客さまにも広めたい」と話した。

 今年の2位は「そばと和食のお店神楽本店」(戸塚)、3位は「蕎麦処大村庵」(上青木)だった。同研究会事務局によると川口カレーせいろはJR川口、西川口、蕨駅構内そば店限定で提供が始まったほか、市内店舗の味を基にしたレトルト商品の開発に向けた取り組みも進んでいるという。

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