埼玉新聞

 

ショック…男性会社員、“2975万円”を失う 誰かから「サポートします」と連絡あり、信じて10回も送金 その後、家族、弁護士、警察に相談し詐欺発覚 「だまされたのでは」と語った50歳

  • 【ちなみ】パトカー1=事件事故イメージ

    埼玉県警

  • 【地図】川口市

    SNS型投資詐欺、2975万円相当被害=川口市

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 埼玉県警武南署は30日、交流サイト(SNS)型投資詐欺で、川口市の男性会社員(50)が現金と暗号資産の計2975万円相当をだまし取られたと発表した。

 同署によると、男性は3月1日ごろから数回、SNSを通じ、日本人をかたる者から「良い投資チャンスがあればすぐにお知らせします」「投資の際は口座開設のサポートをします」などと連絡を受けた。信じた男性は偽の投資アプリに誘導され、4月7日から同27日までの間、10回にわたりインターネットバンキングなどを使用し、指定された口座に現金計約1578万円、暗号資産計約1396万円相当を送金した。7月に現金を引き出そうとしたところ、「利益に税金がかかる」などと引き出せなかったことを不審に思い、男性が家族と弁護士に相談。同10日、署に「利益が出ているのに現金を引き出せない。だまされているのではないか」などと相談し発覚した。
 

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