埼玉新聞

 

ショック…男性会社員、1600万円を失う 「無料で安心」とメッセージあり、信じて17回も送金 利益が出た思い込んだ男性、次第に異変を感じ…弁護士に相談し詐欺発覚 「手口を知らなかった」と語った52歳

  • 【ちなみ】パトカー2=事件事故イメージ

    埼玉県警

  • 【地図】川口市

    SNS型投資詐欺 男性会社員が1600万円被害=川口市

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 埼玉県警武南署は29日、交流サイト(SNS)型投資詐欺で、川口市の会社員男性(52)が現金約1600万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、昨年11月16日ごろから約4カ月にわたり、SNSを通じて、投資アドバイザーを名乗る者らから「私たちの主催するグループは完全無料なので安心してください」などとメッセージがあった。信じた男性は同年12月10日から今年3月5日までの間、計17回にわたりインターネットバンキングなどから指定口座に現金計1607万7719円を振り込み送金した。利益が出ていると思い込んだ男性が金を引き出そうとしたところ、偽の投資サイト内で「口座情報が間違っていて出金できない」「出金するには個人情報や取引所のリスク管理システムの制限解除のために証拠金が必要」と言われたことで不審に思い、弁護士に相談し来署した。男性は「オレオレ詐欺の認識はあったが、投資詐欺の手口は知らなかった」と話しているという。
 

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