埼玉新聞

 

「イプシロンS」エンジン変更 爆発の原因究明長期化で

  •  ロケット「イプシロンS」の2段目エンジン燃焼試験で発生した爆発=2024年11月、種子島宇宙センター(JAXA提供)

     ロケット「イプシロンS」の2段目エンジン燃焼試験で発生した爆発=2024年11月、種子島宇宙センター(JAXA提供)

  •  ロケット「イプシロンS」の2段目エンジン燃焼試験で発生した爆発=2024年11月、種子島宇宙センター(JAXA提供)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は29日、開発中の小型固体燃料ロケット「イプシロンS」について、昨年の燃焼試験で爆発した2段目エンジンを前身のロケット「強化型イプシロン」のものに変更する検討を進めていると文部科学省の宇宙開発利用部会で説明した。爆発の原因究明には時間がかかる見通しのため、早期の運用開始を優先する狙い。年末までに新たな開発計画を固める。

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