埼玉新聞

 

土手一面、赤く染める300万本 幸手の権現堂公園、ヒガンバナの開花進む 例年に比べ開花に遅れ…咲き具合にばらつき 10月5日まで曼珠沙華まつりを開催 入園、駐車場は無料

  • 土手を赤く染めるヒガンバナ

    土手を赤く染めるヒガンバナ=25日午前、幸手市の県営権現堂公園

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 幸手市の県営権現堂公園で曼珠沙華(ヒガンバナ)が咲き始めた。桜並木が続く土手の一面を赤く染め、秋の訪れを告げている。

 ヒガンバナは四季折々の花を観賞してもらおうと、NPO法人幸手権現堂桜堤保存会のメンバーが2000年から植え始め、約300万本まで規模を拡大した。

 今夏の猛暑の影響で例年に比べて開花が遅れており、エリアによって咲き具合にばらつきがある。開花が進んでいる桜並木の北側は、スマートフォンを手に散策を楽しむ来園者でにぎわっていた。

 10月5日まで曼珠沙華まつりを開催中。入園、駐車場無料。問い合わせは、同公園管理事務所(電話0480・44・0873)へ。

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