埼玉新聞

 

秋の気配、ようやく…40万本の羽毛ゲイトウが見頃に ふわふわ花穂が特徴、赤や黄色など5色の花が鮮やかに 滑川の森林公園で咲き誇る 10月中旬ごろまで

  • 色鮮やかに咲き誇っている羽毛ゲイトウ

    色鮮やかに咲き誇っている羽毛ゲイトウ=26日、滑川町山田の国営武蔵丘陵森林公園

  • 色鮮やかに咲き誇っている羽毛ゲイトウ

 滑川町山田の国営武蔵丘陵森林公園で、ふわふわとした花穂が特徴の羽毛ゲイトウが見頃を迎えている。ようやく秋の気配が感じられるようになった中、赤や黄色、ピンク色など5色の花が鮮やかに咲き誇っている。

 羽毛ゲイトウはヒユ科ケイトウ属で、アジアやアフリカなどを原産とする一年草。花の形や色がニワトリのとさかに似ていることから、鶏頭(ケイトウ)と呼ばれたことが名前の由来だ。

 園内では、西口ひろば花畑の約4500平方メートルに羽毛ゲイトウ約40万本が植栽されている。今年は夏の猛暑などの影響で10日ほど生育が遅れ、22日ごろから見頃になった。10月中旬ごろまで花を楽しめそうという。

 千葉県松戸市からツアーで訪れていた60代と70代の主婦は「初めて訪れたが、花が素晴らしい。鮮やかな花の色が青空と合って、写真映えがしますね」と話していた。

 問い合わせは、同園(電話0493・57・2111)へ。

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