埼玉新聞

 

生活保護減額、二審も違法 三重の受給者、名古屋高裁

  •  三重県4市の生活保護減額訴訟の控訴審判決後、「勝訴」などと書かれた垂れ幕を掲げる原告団の弁護士ら=26日午後、名古屋高裁前

     三重県4市の生活保護減額訴訟の控訴審判決後、「勝訴」などと書かれた垂れ幕を掲げる原告団の弁護士ら=26日午後、名古屋高裁前

  •  三重県4市の生活保護減額訴訟の控訴審判決後、「勝訴」などと書かれた垂れ幕を掲げる原告団の弁護士ら=26日午後、名古屋高裁前

 国が2013~15年に生活保護費の基準額を引き下げたのは生存権を保障した憲法に違反するとして、津市や四日市市など三重県4市の受給者が市の減額処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁は26日、一審津地裁判決に続き、処分を取り消し、市側の控訴を棄却した。全国29都道府県で同種訴訟が起こされ、最高裁が6月、減額を違法と認める統一判断を示していた。

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