埼玉新聞

 

校舎外周に電気柵…バスジャック、暴動など想定した訓練は年5回 南アフリカ・日本人学校、日本では考えられない環境 人一倍責任感と成長意欲が強い生徒ら、さまざまな人と交流 国際感覚を身に付ける

  • 日本の子どもたちが学んでいる教室を紹介する高橋大輔さん

    日本の子どもたちが学んでいる教室を紹介する高橋大輔さん=8月1日、南アフリカ・ヨハネスブルグ市のヨハネスブルグ日本人学校

  • 日本の子どもたちが学んでいる教室を紹介する高橋大輔さん

 南アフリカ最大の商工業都市・ヨハネスブルグに校舎を構える「ヨハネスブルグ日本人学校」(渡島郁弘校長)の教壇に、本年度からふじみ野市出身の数学教諭、高橋大輔さん(40)が立っている。「生徒たちは、『自分たちで学校を支えなければ』という責任感と成長意欲が人一倍強い。南アの暮らしに、なじむための教養と、日本文化に触れる教育の場を提供することが、私たちの使命」と、高橋さんは語る。

もっと読む
ツイート シェア シェア