<高校サッカー>選手層が厚い昌平、V奪還へ J1湘南に加入内定している山口らMF陣が中心、攻撃力は健在 優勝候補の筆頭に上がるも悔しさ…ボール奪取力とプレスを強化
2025/09/23/14:15
サッカーの第104回全国高校選手権埼玉大会(埼玉新聞社など後援)決勝トーナメント(10月12日開幕)の開会式と組み合わせ抽選会が22日、埼玉スタジアムで行われ、昌平の伊藤隆寛主将が選手宣誓を行い、出場48チームの組み合わせが決定した。
■長と山口のMF陣中心
王座奪還に燃える昌平は2大会ぶり7度目の頂点を狙う。芦田監督は「まだ試合まで時間があるので、しっかりボールを保持するゲームを意識し、一人一人の守備範囲を広げていきたい」と着実にチーム力の底上げを図っている。
前回覇者として迎えた今夏の全国高校総体(インターハイ)では8強止まり。準々決勝は大津(熊本)に0―5で敗れたものの、長(おさ)とJ1湘南に加入内定している山口のMF陣を中心とした攻撃力は健在で厚い選手層を誇る。
12チームが参加するプレミアリーグ東地区では4勝2分け8敗の11位と苦戦も、主将の伊藤は「ネガティブには捉えていない。練習の雰囲気もいい。守備があって攻撃が生きる」と走り込みを行い、ボール奪取力とプレスの強化に力を入れた。
近年は優勝候補筆頭に上げられるも前回は準々決勝で敗れ、悔しさを味わった。山口は「インターハイで敗れて以降、一人一人の気持ちが高まってきた。試合では攻めの時間をつくり、敵陣で動き回る」と全国区の実力を発揮する。










