大粒の秋の味覚♪ ブランド栗「高麗川マロン」の収穫始まる 埼玉・日高 おすすめは「渋皮煮や栗ご飯、ゆで栗」 夏の酷暑や雨が少なかった影響で生育が1週間ほど遅れも、例年通りの収穫量見込み
2025/09/22/13:28
秋の味覚、クリの県内有数の産地である日高市で、大粒のブランド栗「高麗川マロン」の収穫が最盛期を迎えている。19日、同市の嶋野順一さん(68)が管理する栗畑では、鋭いイガから、茶色くつやのある実がのぞいていた。嶋野さんは収穫用の手袋をして実を取り出し、籠に集めた。
同市内では「ぽろたん」や「利平」など5品種のクリが栽培され、品種によって32~35ミリ以上の大きさがある実が、高麗川マロンとして販売される。高麗川マロン研究会の安藤俊吾会長(71)は、「甘みもありおいしい。渋皮煮や栗ご飯、ゆで栗にして食べるといい」と話す。今年は夏の酷暑や雨が少なかった影響で生育が1週間ほど遅れたが、例年通り約5トンの収穫量を見込んでいる。
高麗川マロンは同市南平沢のJAいるま野日高支店の特設販売所で、10月11日までの土、日曜日に販売する。販売時間は午前8時~正午で、当日販売分がなくなり次第終了。
問い合わせは、直売所(電話042・986・0751)へ。










