クラフトビールの祭典「けやきひろば秋のビール祭り」が19日から、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで始まった。ビール好きが集まり、香りや味を飲み比べている。

　春と秋に開催され、30回目の今回は新規の6社を含む64社が参加。400種以上のビールが楽しめる。ドイツやベルギー、フランスなどのクラフトビールもある。味は、すっきりしたものや苦味が強いもの、甘いもの、酸っぱいものなどさまざまだ。

　数年前から年2回来ているという、さいたま市の女性（40）は「1カ所でいろいろなビールが飲めるのがいい」と満足そう。同市在住の大学4年生の男性3人は「ほどほどに飲みます」と、飲み過ぎないよう気を付けながら心地良い酔いに会話を弾ませた。

　さいたまスーパーアリーナの鈴木一紀担当課長は「イベントとのコラボビールも販売しています」とアピール。ビール祭りは23日まで。