埼玉新聞

 

備中国分尼寺跡に「塔の遺構」 平安時代に増設、初の事例

  •  備中国分尼寺の建物配置

     備中国分尼寺の建物配置

  •  備中国分尼寺跡で確認された、塔の心柱を支える心礎を抜き取った跡=19日、岡山県総社市

     備中国分尼寺跡で確認された、塔の心柱を支える心礎を抜き取った跡=19日、岡山県総社市

  •  備中国分尼寺の建物配置
  •  備中国分尼寺跡で確認された、塔の心柱を支える心礎を抜き取った跡=19日、岡山県総社市

 岡山県古代吉備文化財センターは19日、同県総社市の国史跡・備中国分尼寺跡の発掘調査で、塔の遺構を確認したと発表した。寺は奈良時代の8世紀の創建だが、出土瓦の年代から塔は平安時代中期の10世紀に増設されたと考えられるという。

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