埼玉新聞

 

オートバイ販売・修理の蜂須輪業が破産開始決定 自動二輪免許取得者の減少響く 負債1億7千万円 深谷市

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    蜂須輪業が破産開始決定

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 東京商工リサーチ埼玉支店によると、オートバイ販売・修理の蜂須輪業(深谷市)が8月20日、さいたま地裁熊谷支部から破産開始決定を受けたことが分かった。破産管財人に白石悟史弁護士(丸田・白石法律事務所、熊谷市)が選任された。負債総額は約1億7千万円。

 蜂須輪業は1992年に設立。オートバイの販売および修理を手がけ、深谷市と熊谷市に店舗を展開していた。しかし、自動二輪免許取得者の減少などもあり深谷市の店舗は2015年に取引行によって競売にかけられ、18年には熊谷市の店舗も閉店を余儀なくされた。その後は経営者の自宅で事業を続けていたが、24年8月期の売上高は約700万円にとどまり、借入金の負担が重荷となっていた。

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