フジテレビのアナウンサー・倉田大誠さんと浅倉美恩さん、羽生の小学校で出前授業 発声法や滑舌をよくする方法、早口言葉も実演 上手なインタビューとスピーチを…学んだ三つの鍵とは
羽生市立岩瀬小学校(井上謙校長、児童数313人)の6年生52人が9日、同校でフジテレビアナウンサー倉田大誠さん(43)と浅倉美恩(みおん)さん(22)の2人から上手なインタビューとスピーチのこつを学んだ。
フジテレビが2005年から行っているアナウンサー先生(あなせん)の社会貢献活動。言葉を通したコミュニケーションの出前授業として実施している。「伝え合うって楽しい!」をタイトルに「インタビュー&スピーチ講座」を行った。
今年入社した浅倉さんは「インタビューの三つの鍵は、テーマを決めて詳しく聞く、相手が主役、相手に共感する。スピーチの三つの鍵は、声、内容、表現。姿勢を正して伝わる声で、内容はしっかり、表現は気持ちを込めて」と話した。
入社22年目の倉田さんは、スポーツの実況中継などでもおなじみ。浅倉さんと一緒に、発声法、早口言葉、滑舌をよくする方法を実演した。倉田さんは「アナウンサーになるためには、発声練習は欠かせない」と強調。浅倉さんは「滑舌をよくするために早口言葉を練習している」などと話した。
講座後半で倉田さんと浅倉さんは6年生からインタビューを受ける側に。6年生は「浅倉さんは人と話をするのが好きで、アナウンサーになったそうです」「倉田さんはスポーツ中継が得意です。競馬の有馬記念なども中継します」などと発表。早速、勉強の成果を発揮した。
放送委員の横島結花さん(12)は「勉強になった。学んだことを放送のときに生かしたい。将来、アナウンサーになるのもいいかなと思った」と興味津々。講座終了後には、倉田アナに個別で熱心に質問していた。
浅倉さんにインタビューした鈴木星名(せな)さん(12)は「浅倉さんは旅行が好きで、人と話すのが好きだと聞いた。生放送、生中継では特に言葉遣いに気をつけているとのこと。勉強になることが多く、楽しい授業だった」と話していた。










