埼玉新聞

 

「喜久雄、あんたは幸せだよ」“血”を引かない若手女形が映画『国宝』の主人公に感じたうらやましさとは

  •  「勢獅子」で芸者を演じる片岡市也(前列中央、国立劇場提供)

     「勢獅子」で芸者を演じる片岡市也(前列中央、国立劇場提供)

  •  「勢獅子」で芸者を演じる片岡市也(右、国立劇場提供)

     「勢獅子」で芸者を演じる片岡市也(右、国立劇場提供)

  •  「勢獅子」で芸者を演じる片岡市也(右、国立劇場提供)

     「勢獅子」で芸者を演じる片岡市也(右、国立劇場提供)

  •  稚魚の会・歌舞伎会合同公演で「乗合船恵方萬歳」の子守に扮する片岡一也(本人提供)

     稚魚の会・歌舞伎会合同公演で「乗合船恵方萬歳」の子守に扮する片岡一也(本人提供)

  •  映画「国宝」より((C)吉田修一/朝日新聞出版、(C)2025映画「国宝」製作委員会)

     映画「国宝」より((C)吉田修一/朝日新聞出版、(C)2025映画「国宝」製作委員会)

  •  「勢獅子」で芸者を演じる片岡市也(前列中央、国立劇場提供)
  •  「勢獅子」で芸者を演じる片岡市也(右、国立劇場提供)
  •  「勢獅子」で芸者を演じる片岡市也(右、国立劇場提供)
  •  稚魚の会・歌舞伎会合同公演で「乗合船恵方萬歳」の子守に扮する片岡一也(本人提供)
  •  映画「国宝」より((C)吉田修一/朝日新聞出版、(C)2025映画「国宝」製作委員会)

 歌舞伎を題材にした映画『国宝』の快進撃が止まらない。興行収入は9月7日までに130億円を超え、邦画の実写作品で歴代2位を記録する。ヤクザの家に生まれた喜久雄(吉沢亮)が、歌舞伎役者の家に生まれた御曹司の俊介(横浜流星)と切磋琢磨し、浮き沈みを経験しながら歌舞伎女形の人間国宝に上り詰める。ライバルストーリーの面白さもさることながら、劇中で披露される「京鹿子娘道成寺」「鷺娘」などの演目をきっかけに歌舞伎そのものにも注目が集まる。

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