埼玉新聞

 

小惑星リュウグウ母天体に氷 10億年以上、砂を分析

  •  探査機はやぶさ2が撮影した小惑星リュウグウ(宇宙航空研究開発機構、東京大など提供)

     探査機はやぶさ2が撮影した小惑星リュウグウ(宇宙航空研究開発機構、東京大など提供)

  •  探査機はやぶさ2が撮影した小惑星リュウグウ(宇宙航空研究開発機構、東京大など提供)

 小惑星リュウグウの元となった母天体が45億年以上前に誕生した後、10億年以上の間、氷があったとの分析結果を、東大などのチームが10日付英科学誌ネイチャーに発表した。探査機はやぶさ2が採取した砂を調べた。従来の推定より2~3倍多く水があった可能性があるという。地球の材料の一部になった小天体もこの母天体と同様の特徴を持つと考えられる。

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