埼玉県警交通指導課などは1日までに、道路交通法違反の疑いで、春日部市の自称会社員女（47）、三郷市の会社員男（27）を逮捕した。

　女の逮捕容疑は2023年6月13日午後4時50分ごろ、普通乗用車を運転し、春日部市一ノ割4丁目の交差点で、停止線の直前で一時停止しなかった疑い。男の逮捕容疑は23年2月8日午後3時35分ごろ、幸手市木立の県道で最高速度を16キロ超える56キロでトラックを運転した疑い。

　同課によると、女は7千円、男は1万5千円の反則金を払わず、再三の出頭要請に応じなかった。女は「仕事が多忙で放置してしまった」、男は「面倒くさかったし、急な仕事が入って行けなかった」と供述している。同課は反則金の未納者が後を絶たないことから「逃げ得は絶対に許さない」としている。