埼玉新聞

 

甘くてコクが深い…春日部のブランドナシ「甘熟梨」 樹上で通常より成長…しっかりと完熟させ出荷 内牧地域の農家9軒が栽培 9月6日、限定150袋を市役所で販売 午後2時から抽選券を配布

  • 春日部市内牧地域で栽培されている「甘熟梨」(市提供)

    春日部市内牧地域で栽培されている「甘熟梨」(市提供)

  • 春日部市内牧地域で栽培されている「甘熟梨」(市提供)

 春日部市内牧地域で栽培されているブランドのナシ「甘熟梨」を知ってもらおうと、市は9月6日、市役所まちなかひろばで、甘熟梨のPR販売を行う。

 市によると、ナシは流通過程で長持ちするよう早めに収穫されるが、甘熟梨は有機肥料を使った土壌で通常より樹上で10日ほど成長させ、しっかりと完熟させてから出荷する。甘くてコクが深く、内牧地域で9軒の農家が栽培している。

 限定150袋程度(1袋約1・8キロ)で、価格は千円。品種は豊水など。午後2時から抽選券を配布し、当選者のみが購入できる。併せて地元産野菜の直売やキッチンカーが出店するマルシェを開催し、市役所併設の「カフェブルーミーズ春日部」では梨ジュースや新米おにぎりも販売する予定。

 問い合わせは、市農業振興課(電話048・739・7085)へ。

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