ハイデイ日高（さいたま市大宮区）は7月4日から8月21日まで「熱烈中華食堂日高屋」で行った特別値下げキャンペーン「生ビールVSハイボール祭（売上対決）」の結果を22日発表した。生ビールの売り上げがキャンペーン前と比べて約13％増だったのに対し、ハイボールは約47％増と大差をつけた。同社は当初、売り上げが多かった方の値引き延長を計画していたが、青野敬成社長は来月16日まで生ビール、ハイボールとも継続することに変更した。

　アルコール飲料にけん引される形で他の単品メニューの売り上げも期間中1店舗当たり日商約6千円増に。酷暑の影響も加わり、アルコール飲料の“ちょい飲み需要”の掘り起こしに成功した形だ。

　キャンペーンは通常税込み価格390円の「生ビール（キリン一番搾り）」と、同340円の「陸ハイボール」をいずれも20円引きした。同時期に販売したおつまみ「コリ旨！砂肝」も予想を上回る反響で早々に在庫切れし、同社は「早急に販売再開できるよう努めたい」と話している。

　日高屋は関東1都6県に464店舗を展開している。