知らなかった…黒い固形物を送った会社員を逮捕、違反の疑い 漢方薬のはずが“大麻”、ビニール袋に入った状態 「友人にお願いした」と語る30歳、理由不明の不起訴に
2025/08/28/13:40
大麻固形物を国内に輸入したとして、麻薬取締法違反(営利目的輸入)の疑いで逮捕されたスリランカ国籍の男性(30)について、さいたま地検川越支部は27日、不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。
■段ボールの198袋に計2700グラムあった(以下、初報記事)
大麻の固形物を国内に輸入したとして、埼玉県警組織犯罪対策(組対)1課と東入間署、東京税関の合同捜査班は7日、麻薬取締法違反(営利目的輸入)の疑いで、スリランカ国籍の会社員男(30)を逮捕した。
逮捕容疑は氏名不詳者らと共謀し、現地時間の6月19日、スリランカから麻薬であるデルタ9テトラヒドロカンナビノールを含有する黒色の固形物を国際スピード郵便物に隠匿し、自宅アパート宛てに発送し、同23日に成田国際空港に到着させて日本に麻薬を輸入した疑い。「スリランカの友人に漢方薬を送ってもらうようにお願いしたが、中身が大麻とは知らなかった」と容疑を否認している。
同課によると、同30日に東京税関から県警に「スリランカから富士見市内を配送先とした郵便物から麻薬成分を含む黒色固形物を発見した」と通報があった。郵便物は健康食品とみられる品目として送られた段ボールで、中の見えないビニール袋の中に、大麻固形物入りの小袋が198袋入っていた。合計約2700グラムで、県警は輸入量から営利目的とみて捜査している。










