つくばエクスプレスが開業20周年 埼玉には八潮駅と三郷中央駅 新マスコットもお披露目、TX・秋葉原駅で特別車両の出発式 沿線の児童4人“こども一日駅長”に就任、元気に「出発進行」
2025/08/25/15:16
東京から茨城県つくば市を結び、八潮駅(八潮市)と三郷中央駅(三郷市)の2駅を含むつくばエクスプレス(TX)が24日、開業20周年を迎えた。始発駅の秋葉原駅で同日、新マスコットキャラクター「ユニール」をデザインした特別車両の出発式が開かれた。
TXは2005年8月に開業。秋葉原から埼玉、千葉を経てつくば市まで58・3キロを最速約45分で結ぶ。県東南部を通り、秋葉原まで最速20分圏内にある八潮駅、三郷中央駅周辺では開発が進み、人口が増えた。
20周年を祝ったこの日はジャズ演奏やユニールのお披露目が行われた。渡辺良社長は「多くの方々に支えられここまで成長できた。安全、安定、安心を第一に、さらに磨きをかけていきたい」と話した。
今後の利用者増に向け、クレジットカード決済の導入などに触れ「通勤通学中心の路線が基本だが土日、日中の利用促進に向けた取り組みを強化していきたい」と抱負を述べた。
沿線の小学生4人が「こども一日駅長」に就任。午前11時半、特別車両「ユニール号」の運行開始に合わせ出発式に臨んだ。こども駅長に選ばれた三郷市の片野日茉葵(ひまり)さん(8)は、制服を着用し元気に「出発進行」のかけ声。「緊張したけど楽しかった。(ユニール号は)虹色でかわいい」と話していた。










