埼玉新聞

 

人気のビアガーデン、夏の名物に定着 羽生の商工会が金曜限定で開催、用意した300席が満席に 29日と9月5日も午後5時半から営業

  • ビアガーデンを楽しむグループ

    ビアガーデンを楽しむグループ=22日午後6時ごろ、羽生市中央の市民プラザ屋上

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 羽生市商工会は22日、同市中央の市民プラザ屋上駐車場で、金曜日限定のビアガーデンを始めた。29日と9月5日の金曜日も開催する。午後5時半から同8時半(ラストオーダーは午後8時)まで営業する。

 中心市街地活性化の一環。2011年から行っていて、コロナで3回中断したが、今年で11回目。根強い人気がある。初日は商工会員の飲食店11店舗の露店が出店。約300席用意した座席は満席になった。

 夜空を見ながらの生ビールは格別。仲間との会話がはずむ。チューハイなども充実。やきとり、コロッケ、揚げもち、餃子、フランクフルトなどをおつまみに、職場仲間や家族などが、思い思いに楽しんだ。

 川口市元郷から来た会社員野口聡さん(63)は「ランニングマラソンの仲間7人の集まり。メンバーは羽生市のほか、さいたま市などもいる。毎年、楽しみにしている」とにっこり。近況を報告し合っていた。

 ビアガーデン実行委員長で商工会青年部の石田真浩さん(34)は「ビアガーデンは羽生の夏の名物として定着しつつある。毎年、3日間で900人以上の来場がある。若い力で羽生市を盛り上げたい」と話す。

 雨天中止。問い合わせは、同商工会(電話048・561・2134)へ。

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