埼玉新聞

 

国内最高齢のホワイトタイガー「カーラ」死ぬ 埼玉・東武動物公園 今月7日に20歳の誕生日を迎えたばかり、人間では100歳相当 31日まで献花台

  • 2023年7月のカーラ(東武動物公園提供)

    2023年7月のカーラ(東武動物公園提供)

  • 2023年7月のカーラ(東武動物公園提供)

 宮代町の東武動物公園で飼育している国内最高齢のホワイトタイガー「カーラ」が19日、死んだ。原因は腎不全。今月7日に20歳の誕生日を迎えたばかりだった。人間では100歳ほどに相当する、高齢だったという。23日から31日まで、キャットワールドに献花台を設置する。

 カーラは雌で、2005年に群馬県富岡市の群馬サファリパークで生まれた。12年から繁殖のため東武動物公園に引っ越した。2回の出産に恵まれ、4頭ずつの計8頭を授かり、母として奮闘してきた。

 体調を考慮して今年2月からバックヤードで穏やかに過ごしていた。19日午前8時ごろ、出勤してきた飼育係が息を引き取ったカーラを見つけた。寝ているようだったと話す。

 同園には、カーラの息子12歳の「スカイ」がいて、ホワイトタイガーは計5頭になった。

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