懲戒処分…菓子を万引した男性職員 夕方に帰宅中、スーパーで飲み物も…逮捕され不起訴に 店に謝罪し弁償した県職員39歳、自分から報告し発覚「無料で商品を手に入れられる誤った認識でやってしまった」
2025/08/23/06:54
埼玉県企業局は22日、食料品などを盗んだとして、大久保浄水場(さいたま市桜区)に勤務する男性職員(39)を停職3カ月の懲戒処分にした。職員は窃盗容疑でさいたま地方検察庁へ移送され、不起訴処分になっている。
企業局総務課によると、職員は7月3日午後5時50分ごろ、帰宅途中に同市北区のスーパーマーケットで洋菓子1点と飲料品2点の計500円相当の商品を万引し、現行犯逮捕された。今月2日付で被害を受けた店舗に対して謝罪と弁償を行った。7月8日に、本人が企業局へ報告したことで事案が発覚。職員は「倫理観の欠如、無料で商品を手に入れられる誤った認識でやってしまった」と話しているという。同課担当者は「公務に対する信用を傷つけるだけでなく、関係者、県民にご迷惑をかけたことを深くおわびする」と話した。










