埼玉新聞

 

利用中止…円形プールから“レジオネラ属菌”検出 基準値の2倍、健康スポーツセンターで 菌が不検出となるまで洗浄、水の入れ替え実施へ

  • 【地図】熊谷市

    プールからレジオネラ属菌=熊谷市

  • 【地図】熊谷市

 熊谷市は20日、同市津田の市立健康スポーツセンターにあるクアプールから、レジオネラ属菌が検出されたと発表した。

 市健康づくり課によると、レジオネラ属菌は1日に採水した年4回の定期検査の結果が19日に報告されて判明。プール施設のうち、円形のクアプールから基準値の2倍のレジオネラ属菌が検出された。これまでのところ、利用者の健康被害は報告されていないという。

 同センターは19日から、全館を臨時休館とした。トレーニングルームや風呂などは、利用者がプール施設と行き来できなくする対策が終わり次第、先行して再開する予定。クアプールを含むプール施設は、洗浄や水の入れ替えを行い、検査で菌が不検出となるまで利用停止を継続する。
 

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