夏休みの自由研究に役立てて 「子ども博物館」開催 さいたま市の市立博物館 今年の目玉は東北・上越新幹線200系の座席 フォトスポットとして自由に座って写真撮影可
2025/08/20/08:06
展示物などを通じて小学生の自由研究に役立ててもらおうと、さいたま市大宮区の市立博物館で「夏休み子ども博物館」が開催されている。
例年と同様に、さいたま市の鉄道や見沼代用水の歴史を模型などを用いて解説しているが、今年の目玉は大宮駅開業140周年に合わせて展示している東北・上越新幹線が開業した時の椅子だ。
1982年の開業に合わせて登場した新幹線200系電車の2人掛けの座席。ヘーゼルナッツ色で黒の縦ストライプが入っている。同館の瀧本美佳学芸員は「小学生の親世代には懐かしく、小学生自身は新鮮に感じて、親子の対話のきっかけになると思う」と笑顔を見せる。
フォトスポットとして、自由に座って、写真を撮ることが可能。瀧本さんは「いろいろな展示物を見て、地域の身近な歴史や産業を知る機会にしてほしい」と来館を呼びかけている。
このほか、金子製作所、コンゴーテクノロジー、日本製衡所の「市リーディングエッジ企業」3社の製品や技術力などを紹介した展示も行っている。入館無料で24日まで。
問い合わせは、同館(電話048・644・2322)へ。










