埼玉新聞

 

猛暑の影響か…オニバスの開花が減少 例年は直径1メートルほどの浮葉が池覆うも今年は皆無 埼玉唯一の自生地・加須

  • 浮葉のないところで赤紫色の花を咲かせるオニバス=8日午前8時ごろ、加須市飯積

    浮葉のないところで赤紫色の花を咲かせるオニバス=8日午前8時ごろ、加須市飯積

  • 浮葉のないところで赤紫色の花を咲かせるオニバス=8日午前8時ごろ、加須市飯積

 加須市飯積のオニバス自生地で、同市指定天然記念物のオニバスが赤紫色の花を咲かせている。オニバスはスイレン科の一年草。猛暑の影響を受けてか、例年だと直径1メートルほどの浮葉が池を覆うが、今年は皆無。浮葉は直径15センチほどと小さめ。いつもは浮葉の間から花芽を出し、赤紫色の花を咲かせるが、今年はそうした姿も見られなかった。

もっと読む
ツイート シェア シェア