37億円も…無職の男性“6734万円”を失う 携帯サポート会社から電話「警察に届け出をして」と言われ、信じて14回も送金 数日後、配られている詐欺啓発チラシを見た男性…詐欺に気付いて通報
2025/08/16/08:06
埼玉県警秩父署は15日、皆野町の無職男性(70)が特殊詐欺で、6734万円相当の暗号資産をだまし取られたと発表した。
同署によると、6月26日から約1カ月間にわたり、男性方の固定電話に携帯電話サポート会社社員や警察官らをかたる男から「電話が不正に契約されたため、警察に届け出を出してください」「37億円の金融犯罪の被害がありました」「犯罪の一端をあなたが担っています」「優先捜査にして不起訴になるように検察官に頼みます」などと連絡があった。信じた男性は指示に従い、現金を暗号資産に交換し、7月24~30日の間、14回にわたり、容疑者の管理する口座に暗号資産を送金した。
男性が金融機関で配られている詐欺被害の啓発チラシを見て、今回のケースと似ていると感じ、110番した。










