埼玉県秩父市は8日、市大滝総合支所地域振興課が管理する公用車(軽貨物自動車)1台を車検切れの状態で使用していたと発表した。
市によると、4日に車検証を確認し、6月12日に車検期間を満了していたことが判明。違法状態の期間は6月13日以降53日間で、運転回数は延べ16回。運転実人数は4人で、走行距離は632キロに及ぶ。市は車両の使用を中止後、市が所有する全車両の車検期間を調査し、車検切れがないことを確認した。
再発防止策として、車両の統括管理である財務部と連携し、毎月車検証の有効期限の確認を複数人で行うとしている。