埼玉新聞

 

関東有数の規模…花火1万発を打ち上げ 埼玉・熊谷花火大会 ドローンショーを今回初実施、1500機がディズニーキャラなど描く 例年40万人以上の観客でにぎわい、夜空に広がる大輪に歓声

  • 夜空を華やかに彩った熊谷花火大会

    夜空を華やかに彩った熊谷花火大会=9日午後7時10分ごろ、熊谷市桜木町

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 関東有数の規模を誇る「熊谷花火大会」(熊谷市観光協会、熊谷市など主催)が9日、熊谷市の荒川大橋下流の荒川河畔で開かれた。埼玉の夏を象徴する風物詩は73回目。約1万発の花火が夜空を焦がし、人々を楽しませた。

 熊谷花火大会は、太平洋戦争の終結直前の熊谷空襲で被害を受けたまちの復興を願い、1948年に第1回が開催された。例年40万~45万人の観客でにぎわっている。

 今回は初めて、オープニングに「東京ディズニーリゾート・スペシャルドローンショー“マジック・イン・ジ・エア”」を実施。約1500機のドローンで、ディズニーキャラクターのミッキーマウスなどを描いた。

 花火は、現在の市域になった熊谷市誕生20周年を記念するメッセージ花火や、ワイドスターマインなどを打ち上げ。次々と広がる大輪に、歓声が上がった。

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