埼玉で突風…屋根瓦がめくれる 積乱雲が付近を通過中 数分続いたとみられる突風、風速35メートルか
2025/08/09/10:33
熊谷地方気象台は8日、6日午後5時半ごろ、加須市の阿良川から内田ケ谷にかけて発生し、屋根瓦のめくれなどの被害があった突風の種類について、積乱雲から強い下降気流が吹き下ろす「ダウンバースト」か、積乱雲の下の冷たい空気が流れ出す「ガストフロント」の可能性が高いと発表した。強さは風速約35メートルと推定され、日本版改良藤田スケールで6段階のうち一番下のJEF0に該当する。
同気象台は7日、職員を気象庁機動調査班(JMA-MOT)として現地に派遣し調査を実施。突風発生時に活発な積乱雲が付近を通過中で、被害や痕跡は面的に分布していた。突風は比較的短時間(1~10分程度)と比較的長時間(10分程度)だったという証言が、それぞれ複数得られたという。










