埼玉県警吉川署は7日、松伏町の男性会社員(64)が架空請求詐欺で暗号資産1342万円相当をだまし取られたと発表した。
同署によると、7月30日、男性方に通信事業者や警察官をかたる男らから「料金不払いの件で連絡しました」「口座の提供をした容疑者となっている」「金の流れを全て調べる必要がある」などと電話があった。信じた男性は指示通り暗号資産を購入し、翌31日までにネットバンキングを利用して4回にわたり、指定アカウントに暗号資産1342万円相当を送信した。犯人側と連絡が取れなくなり不審に思って同署に相談し、被害に気付いた。