埼玉新聞

 

激闘にエールと拍手 高校野球・埼玉県代表の叡明 地元の越谷でPV 商業施設「イオンレイクタウン」から甲子園へ熱い声援 「勇気と感動をもらった」

  • 叡明の選手に声援を送るPV参加者ら=7日午後7時ごろ、越谷市のイオンレイクタウン

    叡明の選手に声援を送るPV参加者ら=7日午後7時ごろ、越谷市のイオンレイクタウン

  • 叡明の選手に声援を送るPV参加者ら=7日午後7時ごろ、越谷市のイオンレイクタウン

 全国高校野球選手権大会で埼玉県代表の叡明は7日、初戦を迎えた。地元の越谷市では、学校近くの商業施設「イオンレイクタウン」で、パブリックビューイング(PV)が開催された。同校の生徒や集まった市民らが、甲子園の初舞台に立った選手たちに熱い声援を送った。

 市内の30代女性は「地元の高校を応援しようと駆け付けた。悔いのないよう頑張ってほしい」と試合を見守った。同校3年で女子サッカー部の山本愛さん(17)、中田聡美さん(18)、彭欣佳さん(17)は教室やグラウンドで、選手らと高校生活を過ごした。「3年生は最後の大会、ぜひ頑張ってほしい」とエールを送った。

 試合は延長タイブレークの激闘に。12回裏、サヨナラで敗れると、会場からは選手の奮闘をたたえる拍手が広がった。草加市の男性(55)は「残念、紙一重のいい試合だった」、さいたま市の村上忠裕さん(43)は「ぜひ1勝してほしかった。勇気と感動をもらった」。同校ダンス部で2年の四栁瑠花さん(16)、松沢凛桜さん(17)は「最後まで粘って頑張った。来年は甲子園に応援に行きたい」と話していた。

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