埼玉新聞

 

幻想的な空間…ミストと赤と青の風鈴千個の音色、境内に広がる さいたま・岩槻の神社で「涼鈴詣」 風鈴には災い祓う孔雀描かれ、願い事を書いた短冊つけも 9日には宵宮を開催、限定切り絵御朱印も頒布

  • 魔除けの色、赤い風鈴の音と雲海ミストが幻想的な雰囲気を醸し出す「涼鈴詣」

    魔除けの色、赤い風鈴の音と雲海ミストが幻想的な雰囲気を醸し出す「涼鈴詣」=さいたま市岩槻区の久伊豆神社

  • 魔除けの色、赤い風鈴の音と雲海ミストが幻想的な雰囲気を醸し出す「涼鈴詣」

 さいたま市岩槻区の久伊豆神社で、境内に雲海のようなミストと風鈴の音色が広がる幻想的な空間「涼鈴詣(すずもうで)」が開催中だ。災いを祓(はら)うという孔雀を描いた赤と青の風鈴約千個が清々しい色を響かせる。

 参拝者は「夢短冊」に願い事を書いて、風鈴につけることができる。市内在住の女性(55)は「良い風が吹いて、この音色に癒された」と話していた。

 9日は午後5~同9時まで岩槻まつりの宵宮「夜い宮(よいみや)」を開催。ライトアップやジャズ演奏、キッチンカーなどが楽しめる夜間特別参拝ができるほか、限定の切り絵御朱印(有料)も頒布する。

 涼鈴詣は31日まで実施。雲海ミストは午前10時~午後3時(土日と毎月9日は午前9時~午後4時)の間、10分ごとに噴霧する。

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