埼玉新聞

 

深谷ねぎの魅力を家庭で 深谷市と日本食研が1年かけて開発 「深谷ねぎ鍋つゆ」を1日から全国発売 焼きネギの香りがよく合う濃厚なみそ味

  • 8月1日から発売される「深谷ねぎ鍋つゆ」をPRする深谷市イメージキャラクター「ふっかちゃん」=25日、深谷市役所

    8月1日から発売される「深谷ねぎ鍋つゆ」をPRする深谷市イメージキャラクター「ふっかちゃん」=25日、深谷市役所

  • 8月1日から発売される「深谷ねぎ鍋つゆ」をPRする深谷市イメージキャラクター「ふっかちゃん」=25日、深谷市役所

 深谷市は25日、日本食研ホールディングス(本社・愛媛県)と共同開発した「深谷ねぎ鍋つゆ」が8月1日から全国のスーパーマーケットなどで発売されると発表した。地域の食文化を生かした鍋つゆ商品の開発を検討していた同社が全国ねぎサミット発祥の地である深谷の「深谷ねぎ」に注目し、郷土鍋つゆの共同開発を提案して約1年かけて商品開発を行った。

 市は市を代表する特産品である深谷ねぎの魅力を全国に知ってもらうためのPR活動を実施。消費拡大を図るため、生産者や関係機関と連携しながら生産・販売・流通を促進している。

 昨年3月に同社からの共同開発の提案後、市内農家、JAふかやとの試食会や意見交換を重ねた。深谷ねぎを丸ごと一本焼いて、ネギの甘みをしっかり感じて食べる「深谷カルソッツ」をヒントに焼きネギの魅力を家庭で手軽に楽しむためのオリジナル鍋つゆを商品開発した。

 深谷ねぎ鍋つゆは焼きネギの香りがよく合う濃厚なみそ味。ニンニク、ショウガ、焦がししょうゆ、ごま油の香りが長ネギの甘さを引き立てる。パッケージ裏面の調理方法で作ることで、焼きネギの甘みと香ばしさ、生の薄切りネギの食感と香りを味わえる。パッケージには市イメージキャラクター「ふっかちゃん」が隠れキャラクターとして登場するなど遊び心も満載だ。750グラムで税込み329円。

 小島進市長は「多くの人に試してもらい、深谷の魅力を知ってもらえれば」と話した。

 問い合わせは、市農業振興課(電話048・577・3298)、同社(電話0120・917・181)へ。

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