うどんを手打ち…羽生の短大、1年生が体験 郷土への理解深める授業…加須の市長から「加須うどん」作り学ぶ 始まりは寺の門前で参拝者に振る舞ったうどん 「西の讃岐、東の加須」その特徴は
2025/07/28/13:08
羽生市下岩瀬の埼玉純真短期大学(布施由起学長)で25日、角田守良加須市長から直接「加須うどん」作りを学ぶ授業があった。郷土への理解を深める「ふるさと学」の一環で、1年生9人が加須うどんを実際に手打ち体験して、味わった。
小麦の生産が盛んな加須市では、總願寺の門前でうどんを参拝者に振る舞ったのが始まりといわれている。角田市長は「足踏み・寝かせから打ち出されるコシの食感が加須うどんの特徴で、西の讃岐、東の加須といわれている」と紹介した。
うどん打ちは、3班で取り組んだ。うどん粉に塩水を加え、こねて「うどん玉」にした後、ビニール袋に入れて足で踏み、30分間寝かせた。それをのし板にのせ、麺棒で伸ばし、切り板上で打ち粉を振りながらたたみ、麺包丁で麺にした。
麺は、大鍋に湯を沸かして、入れて11分間ほどゆで、水でもみ洗い。コシの強い加須うどんが出来上がった。今回は、ざるに盛り付け、薬味としてのネギを刻み、つゆに入れて味わった。のどごしのいい、手打ちうどんの食感を楽しんだ。
梅田沙衣羅(さえら)さん(18)は「うどん作りはやったことがある。加須うどんとして作るのは初めて。打ち方が分かり良かった」。卜部友里愛さん(18)は「うどん打ちをやりたいと思っていたので、良かった。楽しかった」と話した。










