埼玉有数の暑い町、無料“かき氷”に笑顔 鳩山町、暑さを逆手にPR 町名にちなみ「鳩の日」にも先着100食を無料提供…8月10日までに気温40度以上になった日も追加で実施
2025/07/26/13:31
県内でも有数の暑い町として知られる鳩山町は25日、日本かき氷協会制定の「かき氷の日」に合わせ、同町コミュニティマルシェと上熊井農産物直売所で、かき氷を来場者に無料で振る舞った。暑さを逆手に取り、町民の地域への愛着度向上や、町外の人へのアピールを狙った取り組みだ。
両施設では100杯ずつの氷を準備し、コミュニティマルシェでは3種類のシロップを氷にかけて、来場者に振る舞った。熊谷地方気象台によると、この日の同町の最高気温は37・7度を記録。町内の89歳女性は「この暑さは体にこたえる。かき氷を食べて、体が涼しくなった」。バスケットのチームメートらと訪れた小5の女の子も「元気が出た」とほほ笑んだ。
小川知也町長は「気候を変えることはできないが、逆転の発想で付加価値を付けていくのも行政の力」と話していた。町名にちなんで「鳩の日」の8月10日にも、両施設で先着100食を無料提供。また、8月10日までに鳩山町の気温が40度以上になった場合も追加実施する。










