アニサキス…回転寿司店の男性客、腹痛が襲う 夕方に4人で来店、ホタテ・アジ・ブリなどの握り寿司を食べ…明け方に異変、翌日に医療機関へ 一緒に食事した3人は症状なし 店は営業停止に
2025/07/24/08:09
さいたま市は23日、同市浦和区東高砂町のすし店「佐渡廻転寿司 弁慶 浦和パルコ店」で食事をした、さいたま市の30代男性からアニサキスが検出されたと発表した。市はアニサキスによる食中毒と断定して、食品衛生法に基づき、同店を同日の1日間、営業停止処分にした。
市生活衛生課によると、男性は今月20日に4人で来店。午後5時半ごろ、ホタテやアジ、ブリなどのにぎりずしを食べ、翌21日午前4時ごろ、腹痛の症状を訴えて、22日にさいたま市内の医療機関を受診した。同日、医療機関から市保健所に男性に関して「診察したところ胃からアニサキスが摘出された」と通報があった。一緒に食事した他の3人に症状はなかったという。アニサキスはサバやサンマ、アジなどにいる寄生虫で加熱や冷凍により死滅する。










