<高校野球>埼玉きょう準々決勝 西武台―山村学園の見どころ 昨秋準Vと同4強が激突 4試合で計42安打と打線が好調の西武台 4試合で7人が登板するマシンガン継投で相手封じる山村学園
2025/07/23/08:14
第107回全国高校野球選手権埼玉大会は23日、県営大宮球場とレジデンシャルスタジアム大宮の2球場で準々決勝4試合を行い、4強が決定する。今大会は4回戦までにAシード浦和学院、前回優勝のCシード花咲徳栄が姿を消し、混戦模様。8強に残ったチームの中で夏の甲子園経験校は聖望学園のみとなった。公立勢ではDシード伊奈学園が1995年以来30年ぶりに8強入り。今春の選抜大会で4強の浦和実、昨夏準優勝の昌平がノーシードから準々決勝に駒を進めた。夢の甲子園切符まであと3勝と佳境に突入。実力校同士がしのぎを削る準々決勝の見どころを探った。
■継投策で強打に挑む
昨秋に準優勝した強打の西武台に同4強山村学園の継投策が決まるか。
西武台は4試合で42安打と打線が好調。3番今沢、4番田代に本塁打が飛び出すなど、中軸は一発を秘める。春日部共栄との5回戦では延長十回に3安打などで5点を奪い、勝負強さも見せた。
山村学園はエースで3番の横田がチームの柱。ここまで2試合に登板し、9回無失点。打っては7安打10打点と投打で万全だ。投手陣は4試合で7人が登板。次々に投手を変えるマシンガン継投で相手打線を封じる。










