「関東一の祇園」熊谷うちわ祭始まる 酷暑を吹き飛ばすような“たたき合い” きらびやかな山車と屋台、猛暑の町内を巡行 夕暮れ迫る熊谷駅前に全12台が勢ぞろい 22日まで
2025/07/21/12:59
「関東一の祇園」として知られる八坂神社大祭「熊谷うちわ祭」が20日、熊谷市の中心市街地で始まった。22日まで、きらびやかな山車と屋台がまちを行き交う。
夏の厳しい暑さで全国的に有名な同市は、この日も最高気温が36・2度を観測し、猛暑日となった。各町区の山車や屋台は、昼間にそれぞれの町内を巡行。夕暮れが迫ると、熊谷駅北口駅前広場に全12台が勢ぞろい。観光客らが見守る中、初たたき合いを行い、酷暑を吹き飛ばすようなはやしの音を響かせた。
第弐本町区が年番を務める今年の祭りでは、定期的に実施しているナイトバザール「星川夜市」を20日に初めて同時開催。初たたき合いの終了後には、駅前通りで山車と屋台が整列展示された。
例年は昼間に行う21日の巡行祭は、暑さ対策で2023年と同じく夕方の時間帯に移した。最終日の22日は、年番送りなどで締めくくる。










